教授紹介
川島 隆太
川島 隆太
氏名
川島 隆太 (かわしま りゅうた)
所属
東北大学加齢医学研究所 所長
研究テーマ
  • 脳機能イメージング
  • 脳機能開発
経歴
85年 東北大学医学部卒
89年 東北大学大学院医学系研究科修了(医学博士)
91年 カロリンスカ研究所(スウェーデン王国)客員研究員
93年 東北大学加齢医学研究所助手
98年 同講師
01年 東北大学未来科学技術共同研究センター教授
06年 東北大学加齢医学研究所教授(脳機能開発研究分野)
08年 同(認知機能発達寄附研究部門)兼任
08年-11年 東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー
09年 東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター センター長
14年 東北大学加齢医学研究所 所長
研究トピックス
【産学連携活動】
脳機能イメージング基礎研究成果をトップダウン的に応用することにより、認知症高齢者や健常人の認知機能を向上させる新しいシステムの開発と普及に成功した(Kawashima et al.2005)。「学習療法」と呼ばれる認知症患者の認知機能を向上させるシステムは平成18年度末に全国で400以上の施設で約6000名の認知症患者のケアに用いられている。同システムの経済効果は、一人年間10万円の介護保険費用の支出軽減効果があると試算されている(学習療法研究会)。また同システムは、認知症予防に有効であることも証明し(Uchida & Kawashima 2008)、その成果は仙台市、品川区、横浜市、岐阜県など全国56自治体で高齢者福祉に活用されている。これらの成果により、科学技術分野の文部科学大臣表彰(平成21年度)、河北文化賞(平成25年度)などを受賞している。
【産学連携活動】
脳機能イメージング技術をシーズとした産学連携活動によって「脳を鍛える」をコンセプトした新産業の創成に成功し、脳機能を向上させるための教育・出版・IT・エンタテイメント産業が創成され、民間のシンクタンク(矢野経済研究所)の試算では、平成18年に230億円の新たな市場の形成に成功した。これらの活動に関連し、Top 50 Innovators in New Media for 2006(米国Producers Guild of America New Media Council)、流行語大賞、トレンド大賞などを受賞した。
【産学連携活動】
超小型NIRS装置の開発を(株)日立製作所と行い、同装置を用いたコミュニケーションの質の可視化、コミュニケーションの状態の可聴化など、新しいニューロ・マーケティング研究の展開を行っている。
【社会啓蒙活動】
一般向けの著作等を通して、脳科学の知識を広く社会に啓蒙・普及した。また、全国紙(毎日新聞)に「脳を鍛える」をテーマに平成18年4月より毎週連載記事を掲載している。地方紙の連載も河北新報、北海道新聞、中日新聞などで行った。これらの功績で、平成18年12月文部科学省科学技術政策研究所から「科学技術への顕著な貢献in2006」を受賞、民間からも平成18年12月に第9回日本PR大賞等を受賞している。
社会活動
【学術雑誌編集委員】
04年 08年 Neuroimage (Academic Press)
04年 Neuroinformatics (Humana Press)
04年 08年 脳と神経(医学書院)
05年 Current Medical Imaging Review (Bentham Science Publishers)
06年 Social Neuroscience (Psychology Press)
09年 Cognitive Computation (Springer)
【社会貢献活動】
03年 日本数学協会理事
04年 05年 文化審議会国語文化会委員(文化庁)
04年 06年 科学技術の中長期発展に係る俯瞰的予測調査「社会技術」分科会委員(未来工学研究所)
05年 文部科学省科学技術政策研究所 科学技術専門調査員
05年 学習療法研究会会長
05年 08年 高齢者交通安全教育推進委員会委員(日本自動車工業会)
05年 兵庫県小野市教育行政顧問
07年 滋賀県栗東市教育顧問
08年 09年 男女共同参画会議専門調査会「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員(内閣府)
08年 宮城マスター検定推進会議会長(宮城県)
08年 09年 宮城県教育振興審議会副会長(宮城県)
10年 「学ぶ土台づくり」推進プログラム策定懇話会座長(宮城県教育委員会)
10年 「学習意欲」の科学的研究に関するプロジェクト会議座長(仙台市教育委員会)
11年 Temasek Polytecnic 特別顧問(シンガポール)
15年 宮城県教育振興審議会副会長(宮城県)
受賞歴
平成 8年10月 第34回日本核医学会賞(日本核医学会)
平成16年 9月 平成16年度日本神経回路学会論文賞(日本神経回路学会)
平成18年 9月 Top 50 Innovators in New Media for 2006(Producers Guild of America New Media Council)
平成18年10月 日本ゲーム大賞(CESA)
平成18年11月 Hiramek-ist Award 2006((株)リプトン)
平成18年12月 トレンド大賞(ダイム誌)
平成18年12月 流行語大賞(ユーキャン)
平成18年12月 ナイス ステップな研究者2006(文部科学省科学技術政策研究所)
平成19年 1月 日本PR(パーソン・オブザイヤー)大賞
平成20年 6月 平成20年度「情報通信月間」総務大臣表彰(総務省)
平成21年 4月 平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」(文部科学省)
平成21年 7月 井上春成賞
平成25年 1月 河北文化賞